SRE案件では、ツールの導入経験だけでなく「信頼性の課題を見つけ、開発チームと優先順位を決め、改善を継続した経験」が重要です。監視担当ではなく、サービスの信頼性と開発速度のバランスを扱う役割として経験を整理しましょう。
SRE案件で担当する主な仕事
- SLI・SLOの設計とダッシュボード整備
- ログ、メトリクス、トレースの可観測性改善
- デプロイ、スケール、復旧作業の自動化
- インシデント対応とポストモーテム
- 性能、可用性、キャパシティ、コストの改善
- 開発チームへの信頼性レビューと支援
案件によってはプラットフォームエンジニアリングやクラウド基盤運用が中心です。SREという名称だけで判断せず、成果として期待される内容を確認しましょう。
SRE案件例の単価レンジ
インフラシップが掲載しているSRE案件例は15件で、月額90〜150万円です。これは当サイトの案件例であり、市場平均や実際の募集単価を保証するものではありません。
高い役割ほど、クラウドやKubernetesの知識だけでなく、プロダクト指標、障害時の意思決定、複数チームとの合意形成が求められます。
案件で確認されやすいスキル
| 領域 | 確認されやすい経験 |
|---|---|
| 信頼性 | SLI/SLO、エラーバジェット、可用性設計 |
| 可観測性 | Datadog、Prometheus、Grafana、OpenTelemetry |
| 基盤 | AWS/GCP/Azure、Kubernetes、Linux、ネットワーク |
| 自動化 | Terraform、CI/CD、運用ツール開発 |
| 組織 | ポストモーテム、レビュー、開発チームとの改善活動 |
面談では「改善前・行動・改善後」で説明する
たとえば「Datadogを導入した」ではなく、検知が遅れていた状態から、サービスレベルに合うアラートへ整理し、平均検知時間や不要アラートをどう変えたかまで話します。数値を公開できない場合も「夜間通知を半分以下にした」「復旧手順を標準化した」のように、守秘義務の範囲で変化を説明できます。
SRE案件を選ぶ前に聞くこと
- SLOはすでにあるか、これから作るか
- オンコール体制と担当時間
- 開発チームが改善に使える時間
- インシデント後の振り返り文化
- インフラ変更の権限とレビュー体制
- 短期的な火消しか、継続改善か
よくある質問
SRE未経験でも応募できますか?
クラウド基盤、Kubernetes、監視改善、障害対応など近い経験があれば候補になります。SREという肩書きより、信頼性改善の実績を整理しましょう。
開発経験は必要ですか?
高度なアプリ開発経験が必須とは限りませんが、スクリプトや小さなツールを作り、運用を自動化できる力は多くの案件で役立ちます。
参考・一次情報
制度・仕様は変更される場合があります。最新情報はリンク先の公式情報をご確認ください。

