最初から「一番稼げるクラウド」を決めるより、現在の経験と近い環境で設計・構築の深さを作る方が、案件では説明しやすくなります。一つを軸にしたうえで、Linux、ネットワーク、IAM、IaC、コンテナなど共通する基礎を伸ばすのが現実的です。

現在の経験から軸を決める

現在の経験考えやすい方向
Webサービス・スタートアップAWSやGCPを軸にコンテナ、サーバーレス、データ基盤
Microsoft製品・社内ITAzureを軸にID、端末、ハイブリッドクラウド
データ分析・機械学習GCPやAWSを軸にデータ基盤、MLOps
オンプレ基盤移行、ネットワーク、IAM、運用設計をつなぐ

これは固定的な分類ではありません。すでに関われるプロジェクトがあるなら、その環境で設計判断と改善経験を増やすことを優先しましょう。

クラウドが変わっても使える基礎

  • TCP/IP、DNS、HTTP、ロードバランシング
  • Linux、コンテナ、ストレージ、データベース
  • IAM、暗号化、ログ、ネットワーク分離
  • TerraformなどのIaCとCI/CD
  • 可観測性、バックアップ、災害対策
  • コスト配分と継続的な最適化

マルチクラウドは「浅く広く」にしない

複数クラウドを扱えることは強みですが、サービス名を対応表として覚えるだけでは案件での価値になりにくいです。まず一つのクラウドで本番設計・変更・障害対応まで経験し、その判断を別クラウドへ応用できる状態を目指します。

6カ月の学習と実務の組み立て方

  1. 担当中の環境で構成と課題を図にする
  2. 小さな改善をIaCとレビュー付きで実施する
  3. 監視、権限、コストのいずれかを深掘りする
  4. 資格学習で知識の抜けを補う
  5. 成果と判断理由を職務経歴書へ追記する

資格取得だけで終わらず、現場の改善と結びつけることが案件獲得につながります。

よくある質問

未経験のクラウドへ乗り換えるべきですか?

案件数だけを理由に乗り換えるより、現在の経験に近いクラウドで深い実績を作る方が提案しやすい場合があります。

複数クラウドの資格を取るべきですか?

まず主軸のクラウドと共通基礎を固め、業務で必要になった段階で広げると、学習が実績につながりやすくなります。

参考・一次情報

制度・仕様は変更される場合があります。最新情報はリンク先の公式情報をご確認ください。

インフラシップ編集部

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